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VOICE.95 株式会社伊藤架設工業様

お客様へのインタビュー、導入成功事例のご紹介。

建設の中でも基礎の基礎である「足場」を専門に組み立てている株式会社伊藤架設工業様。職人のイメージ向上の為に仕掛けたことについてお話頂きました。

株式会社伊藤架設工業様について

Q.御社について教えてください。

伊藤社長:当社は住宅やビルの建設の際に、作業員が安全に作業する為の” 足場” を専門に組み立てる、「足場屋」といわれる仕事をしています。
もともと私は高校卒業後、大手紳士服会社に入社し、5 年ほど全国各地で販売員をしていました。
その後、地元郡山市に戻る為に退社し、新幹線の架線を交換するアルバイトなどで生計を立てていましたが、26 歳での結婚を機に手に職を付けたいと思い、妻の友人の旦那さんで、足場屋を経営している方の元で修業をする事になりました。当初から半年での独立を目標に掲げていた為、親方から足場の図面の引き方、70 種類以上ある部品の扱い方、経営者としての在り方などを一から厳しく叩き込まれ、寝る時間もないくらい働きました。やがて半年間の修行が終わり、独立してからは元請け会社から仕事が斡旋され、トラックや人員を自分で確保する代わりに、現場で必要な足場の資材を借りて仕事をする「専属請負」という手法で事業を始めました。
それから10 年間「専属請負」をしていましたが、なかなか事業を軌道に乗せるのは難しく、夜間に運転代行の仕事も掛け持ちしながら事業を続けてきました。そして2011 年(平成23 年)の東日本大震災の年の夏に法人化し、足場用の資材なども自社で買い揃え始め、さらにここ3 年ほどでやっと職人も育ち、これまで一日一現場だったところを複数の現場をこなせるようになった事で、会社として何とか利益も出るようになりました。

Q.御社の強みを教えてください。

伊藤社長:通常、足場屋は現場で足場を組むだけですが、当社は足場用の図面を引くところから自社でやっており、さらに他社から足場設計図作成や足場強度計算、道路使用許可や道路占有許可の申請代行も請け負っています。足場を組むという仕事は簡単に思われがちですが、住宅やビルの写真や図面を元に、細かな計算をしながら三角スケールで足場用の図面を引き、必要な資材を割り出さなければならないので、専門的な知識と資格がいる、誰でもできるという仕事ではありません。
一見、簡単そうに組み上がっている足場も、手掛ける人によって一つ一つやり方が違く、センスが求められる作業なので、私にとって足場はアートであると考えています。
またこの仕事は単価が安い為、より多くの現場数をこなす事を優先してしまう会社がいる中で、当社はお客様の安全を第一に一つ一つの作業を丁寧に行う事を信念としており、その事がお客様からの信頼につながっています。その甲斐あって、当社はお祭り装飾における足場や、看板設置の足場、特殊な形状をしたビルの足場など、通常の住宅建設ではない、専門性を求められる仕事を県内だけでなく県外からも多く依頼頂いています。

 

 

 

Q.職人の教育にも力を入れているそうですが。

教育用のテキスト

伊藤社長:昔からこの業界は、一部の職人の態度や独特の見た目などからイメージが悪かったのですが、近年は足場の職人と

いえどもそれではやっていけない時代になっています。元請けのハウスメーカー側からそれなりの態度、対応を求められる事はもちろんですが、私自身、私たちの仕事がそのように見られている事が嫌で、職人への教育用として出版されているテキストを使い、近隣住民への対応から言葉使い、身だしなみなど、単純な事からコツコツと指導しています。

Q.社会貢献活動もされているのですか?

ジョブキッズ郡山での椅子制作体験の様子

伊藤社長:これも足場屋の悪いイメージの払拭の為に始めた事です。私が数年前より所属している郡山商工会議所青年部のイベント「ジョブキッズ郡山」という子どもへの職業体験の場で、当社も足場部材を使用した椅子の制作体験ブースを出しています。
また、企業見学会として地元の中学生を受け入れています。当社のキャッチコピーである「足場がなければ夢は建たない」は、その見学した中学生たちが書いてくれた感想文の中の、「足場屋は縁の下の力持ちだ」という言葉がヒントになり生まれました。

 

 

 

ユニフォームについて

Q.ユニフォームネットとの取引経緯は?

伊藤社長:ユニフォームネット社長の荒川さんとは同じ商工会議所青年部のメンバーだったので
すが、なかなかゆっくり話をする機会がなく、始めはSNS を通しての交流でした。
しばらくしてユニフォームネットさんはどんな会社でどんな社員がいるのだろうと興味がわき、問い合わせてみたところ、営業の滝田さんが親身に相談に乗ってくれたので取引が始まりました。

Q.今まではどのようなユニフォームを着用していたのですか?

伊藤社長:それぞれ自分たちで好きなものをワークショップで揃えていました。
他の会社と同様にこの業界では職人の定番でニッカポッカというものを私も履いていたのですが、建設業界の安全大会や地元企業の集まりなどの時に、” いかにも現場の職人” というこの恰好が嫌で、上下揃いの作業服(ユニフォーム)に変えました。

Q.これからの御社の展望をお聞かせください。

伊藤社長:足場は一日で組み立て、一日で撤去するという、どんなに素晴らしいものを作っても後には残らない仕事です。しかし、足場がなければ家族が集う家もどんな立派なビルも建たなかった。それを誇りに思えと若い職人たちには伝えています。
その上で、今は伊藤架設工業に依頼されている仕事を「○○さんにお願いしたい」と名指しで言ってもらえるような職人になれと言っています。その為には会社の売上や規模を追いかけるのではなく、さらなる良い足場作りを目指し、職人の育成に力を注いでいきたいと思っています。

Q.最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。

 

 

取材にご協力頂き、誠にありがとうございました。

VOICE.95 株式会社伊藤架設工業様 企業情報

会社名 株式会社伊藤架設工業
所在地 福島県郡山市
設立 2011年(平成23年)7月
資本金 -
従業員数 6名
事業所 -
事業内容 仮設足場、図面制作サービス
ホームページ http://itoukasetukk.wixsite.com/home/map-add-page