VOICE.127 株式会社群協製作所様

ユニフォーム導入で会社の統一感を演出|お客様事例

お客様へのインタビュー、導入成功事例のご紹介。

レーザー加工機の先端につけるノズルの製造会社として、業界オンリーワンの価値を提供している株式会社群協製作所様。製造業では珍しく多くの女性が働く当社の働きやすい環境づくりと、統一感を求めたユニフォームのモデルチェンジについてお聞きしました。

株式会社群協製作所 様について

外観

Q.御社について教えてください。

遠山専務:当社は1963年(昭和38年)に金属部品加工を専門とする「継手」の製造メーカーとして、私の父が創業した会社で、現在は兄が社長、私が専務として引き継いでいます。
職人技の世界で、お客様の要望に合わせた継手を何千種類と作ってきましたが、20年ほど前から同業の会社や海外からの参入が増え、このままではいずれ立ち行かなくなると思い、レーザー光で金属板をカットする際に使われる、レーザー加工機の先端につけるノズルの製造を始めました。
レーザー加工機は一台5000万円から一億円する高額の機械ですが、さらにそのノズルは1万円前後する消耗品で、当時は加工機メーカーが作る純正品を買うしかありませんでした。そこでお客様からノズルを安く作れないかと相談されたのをきっかけに、今ではメーカー、型式、年式ごとに違う約1000種類あまりものノズルを製造し在庫販売しています。

手前:レーザー加工機のノズル
 奥:継手

Q.どのように顧客を開拓していったのですか?

遠山専務:ノズルの製造を始めた当時はちょうどインターネットが普及し始めた頃で、ホームページに商品を載せてメールでやり取りをすれば売れるだろうと思ったのですが、まったく売れませんでした。そこで、社長と私とで一件一件工場に飛び込み営業をし、純正品と同様のノズルを低価格で提供できると説明しながら全国2万社以上を回りました。
おかげさまで今では4000社~5000社ほどのお客様とお付き合いがあり、レーザー用ノズルの業界では当社がオンリーワンになります。
技術面で同じようなノズルを他社が作る事は可能でしょうが、当社のように多品種のノズルを揃え、さらに個々のお客様に迅速に対応するのは難しいと思います。

Q.御社ではどのようにしてそれを可能にしているのですか?

遠山専務:当社では50名の従業員のうち、半分が女性という製造業ではかなり珍しい体制を整えています。女性の採用を始めたのは15年ほど前からなのですが、社長と私が営業をしてきたお客様のフォローをお願いしています。
基本的に電話での確認で見積りの製作やサンプルの発送、取引が始まったら注文のやり取りなどです。ノズルは使用頻度によって消耗が進むので、月に3~5個注文があるお客様もいれば、一年に1回のお客様もいるのですが、そのすべてに細やかに対応するのに女性は本当に優秀です。さらにこちらから強制したわけではないのですが、会話の中で知ったそれぞれのお客様の情報、例えば家族構成や孫の名前、趣味やペットの事などを台帳に記入しみんなで共有しています。
雑談から信頼関係を構築し、今では「そろそろ次の交換いかがですか?」とこちらから電話したりもするようになりました。

Q.女性が働きやすい環境を整えているとお聞きしました。

遠山専務:コミュニケーション能力の高い女性の素質は当初から評価をしていたのですが、子どもの学校行事や体調不良などでお休みする事はどうしても多く、その度に社員間で摩擦が起き優秀な女性が辞めてしまうという事が続いていました。
そこで、女性が続けやすいように残業はゼロにして、有給休暇も取りやすい会社を目指すようにしたのです。その為、今までは無理をしても受けていた短納期や薄利な仕事は断り、どの仕事もみんなができるよう教育しました。正直なところ、人は少し余分にいるともいえますが、そうする事で誰でもいつでも有給を取れるし、無理して働かなくても回るようになっているのです。

ユニフォームについて

ブルゾン

Q.モデルチェンジのきっかけを教えてください。

遠山専務:ユニフォームが好きな社長で、結構頻繁に変えていました。その為、ユニフォームといえどたくさん種類があり、これでは統一感がでないという話になり、今回ユニフォームネットさんで導入したものでしばらくは固定化していこうという事になりました。

Q.ユニフォームの支給の仕方にもこだわりがあるとお聞きしました。

袖のワッペン

遠山専務:私は以前、商社で働いていて、そこでは年に2回無償でユニフォームが支給されていたのですが、どんどん溜まるばかりで大して着もせずに捨ててしまう事もありました。
自分が支給する立場になった時に大切に着てもらいたいと思うようになり、当社ではあえて500円だけ社員に負担してもらっています。そうする事で、大事に使うようになりますし、その分ユニフォームの持ちも良くなるのです。

Q.今後の展望について教えてください。

遠山専務:当社では女性社員がお客様との電話の最後に、「何かお困りの事はないですか?」と聞いているのですが、そうするとレーザー加工に関連した溶接周辺用品はないかと聞かれる事があり、何種類か販売も始めています。今後はそちらの方にもさらに力を入れて、よりお客様に密着した頼れる存在になっていきたいと思います。

Q.最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。

 

取材にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。

お客様情報

会社名 株式会社群協製作所
所在地 群馬県高崎市
設立 1963年(昭和38年)創業
資本金 -
従業員数 50名
事業所 -
事業内容 接手、バルブ、レーザー工作機のノズル製造
ホームページ http://gunkyo.co.jp/

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