VOICE.116 有限会社並木商店様

動きやすく、若々しく見える配送スタッフ用ユニフォームを導入|お客様事例

お客様へのインタビュー、導入成功事例のご紹介。

地域密着の精肉店として、お客様の細かなオーダーに対応する有限会社並木商店様。社外の配送スタッフも一緒に着られるユニフォームを採用された経緯についてお聞きしました。

有限会社並木商店 様について

ホームページ(店舗外観)

Q.御社について教えてください。

並木取締役:当社は東京都新宿区四谷で、飲食店や施設などへの肉の卸売販売と小売店として「並木精肉店」を営業しています。
創業は1945年(昭和24年)で、太平洋戦争で陸軍の軍人をしていた祖父が仲の良かった海軍の上官から「これからは肉の時代だ」と言われた事をきっかけにゼロから
スタートしました。始めはその上官の家の軒先を借りてBtoC向けのいわゆる町のお肉屋さんをしていたそうです。
その後1957年(昭和32年)に法人化し現在の四ツ谷に移ってきたのですが、私の父の代になり、今現在部長をしている叔父も入社した事で、小売りだけではやっていけないと卸売りの世界に出ました。

加工場の様子

 

Q.周辺にお肉を扱う会社は多かったのでしょうか。

並木取締役:当時、新宿地域だけで10件以上の肉屋があったので、ひたすら営業に出て取引先を増やす日々だったようです。始めは安く仕入れられるルートがなかったので見積りが高いと馬鹿にされたり、怒られたりするばかりでしたが、そんな中である給食会社が懇意にしてくれ一気に顧客が増えるタイミングがあり、徐々に卸売業の方へシフトしていきました。

Q.御社の強みについて教えてください。

冷凍スライサー

並木取締役:肉の加工場も同じ四ツ谷にあり、お客様からの細かなオーダーに応えています。
例えば病院からの注文だと、「から揚げ用の鶏もも肉を30グラムずつカットし皮を取る」といったようなものです。一般的なスライスやカットだけではない注文に対応しているので、廃業が続く精肉業界でも生き残っていけているのだと思います。

Q.並木取締役の入社経緯を教えてください。

並木取締役:幼少期から祖父にはいずれ三代目として継ぐようにと言われていましたが、よくあるように思春期頃から反発し大手の食品問屋に就職しました。入社してすぐ大阪に転勤になったタイミングで結婚し、24歳の時に子どもができたのですが、不思議なもので自分が親になると親の気持ちが分かるようになるのか、自然と並木商店に帰ろうと思うようになったんです。でもすんなりと会社を辞める事はできなくて、実際に退職して家業に戻ったのは30歳の時でした。

Q.戻ってからについてお聞かせください。

並木取締役:もちろん熱い気持ちを持って戻ったので、あれもやりたいこれもやりたと理想は高かったのですが、後継者によくあるように社員には理解されないし、父が社長として決定権を持っているので最後にひっくり返されるという日々で、今35歳ですけど相変わらず試行錯誤中です(笑)。

ユニフォームについて

Q.ユニフォームネットの取引経緯を教えてください。

配送スタッフのユニフォームと配送車

並木取締役:ユニフォームネットの荒川社長と勉強会でお会いし、初めてユニフォームについて意識しました。加工を行う際に着る白衣とエプロンは別にして、配送スタッフは当社の顔になりますし、ちょうどその時に外部の配送スタッフを増やそうと考えていたところでしたので、彼らにも配って、当社の社員ではなくてもうちの仕事をしている時は並木商店の一員としてがんばってもらいたいと思いユニフォームを揃えました。

Q.以前はどのようなユニフォームを着ていましたか?

並木取締役:いわゆる作業着をその都度ワークショップで買っていたので、色が若干違かったりと統一感がありませんでした。
配送中に動きやすく、また年配の人でも若々しく見えるものという条件で担当さんに提案してもらったのがとてもデザインがよくて気に入っています。

Q.新しいユニフォームの反応はいかがですか?

並木取締役:配送中にお客様に褒められたようで、みんな喜んで着ています。今までの作業着だと、自前のポロシャツを着てしまう人もいたのですが、それがなくなったのもよかったです。

Q.今後の展望について教えてください。

並木取締役:物流面を強化していきたいと思っています。一般的に肉屋というのは自分のテリトリーの範囲内で取引きを増やしたいと思う人が多いのですが、私はそれにこだわらず遠くのお客様にも対応できるように意図的に配送ルートを広げています。
というのも、跡継ぎや立地の問題で町のお肉屋さんが軒並み廃業している中で、その肉屋がやっていた地域での仕事を当社がサポートする事ができると思うのです。
これは当社の利益だけの事ではなく、例えば学校給食なんかは町の肉屋が卸している事が多いのですが、廃業したからといって代わりに大手の食品会社が「午前中納品、冷凍不可、当日使用、国産」などという細かい縛りにはすぐには対応できないと思います。
地域の肉の流通がなくなると困る事は意外とありますし、スーパーで売っているような肉だけが欲しい人ばかりではありません。
またこれから新しい肉屋ができる事はほぼないので、肉屋同士が連携を取って大手に負けないシステムをつくり上げていきたいです。

Q.最後にユニフォームに求めるものを円グラフにしてください。

取材にご協力いただき、誠にありがとうございました。

お客様情報

会社名 有限会社並木商店
所在地 東京都新宿区
設立 1949年(昭和24年)創業
資本金 -
従業員数 23名
事業所 -
事業内容 卸売部/国産及び輸入、食肉・食鳥・その副産物 各種食肉加工品
小売部/和牛・国産食肉類・食肉加工品
ホームページ http://namiki29.com/

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