VOICE.86 一般財団法人 太田綜合病院 うねめ踊り流しチーム様

法被などの本格的なお祭り用衣装でパフォーマンス、地域振興へ|お客様事例

お客様へのインタビュー、導入成功事例のご紹介。

震災後、病院の有志で参加を始めた「うねめ踊り流し」。地域に根差す病院として、地域の人間のひとりとして、踊りに込めたストイックな想いをお伺いしました。

一般財団法人 太田綜合病院 うねめ踊り流しチーム様について

Q.うねめ踊り流しへの参加のきっかけを教えてください。

太田綜合病院 Facebook

遠藤課長:もともとは東日本大震災の翌年、救急救命センターにいた一人の看護師が、「うねめ踊り流し」の参加者募集の記事を見つけ、部署内の有志で参加したのが始まりです。「うねめ踊り流し」とは、1965年(昭和40年)から続く郡山市の地域振興事業である「うねめまつり」で行われる踊り流しの事で、震災直後のまだ沈みがちな雰囲気だった時、何か皆で元気の出る事がしたいという想いと、地域に根差す病院として地域の人々と一体になってやれる事はないだろうかとの想いで参加しました。

Q.その後、参加者が増えていったとの事ですが。

遠藤課長:当初は50人ほどだった参加者が2回、3回と回を重ねるごとに増え続け、100人を超えた段階で、もう個人レベルで管理・運営していくのは難しいので病院として取りまとめて欲しいという相談がありました。
そこで2015年(平成27年)から当院の正式なイベントの一つとして行っていく事が決まり、総務が事務局として指揮を取る事になりました。

太田副理事長:病院側が支援するイベントとして、「太田綜合病院」の冠を付けて踊るという事になったからには、改めてその参加の意義や姿勢について話し合いをしました。当院の真面目な職員たちの活動ですから、もともと真剣に取り組んではいたのですが、“地域に根差し地域の信頼を得る″という事を第一にしている病院ですので、踊り流しを見た方々に「太田綜合病院の踊りはすごい。ここになら安心して任せられる」と思ってもらえるようなものを目指して欲しいとお願いをしました。

「うねめ踊り流し」当日の様子

 

 

Q.どんな方が参加されるのですか?

遠藤課長:看護師が一番多いですが、ドクターや保育士、事務スタッフなどほとんどの部署から参加しています。現在は病院からの支援もありますが、基本的に有志の集まりなのでみんな参加費も一部負担し「うねめ踊り流し」に参加しています。

Q.練習はどのように行っているのですか?

練習の様子

遠藤課長:参加者には振付用動画や前年の様子をまとめた動画の配信を行っています。
その上で参加経験のある代表者を中心に近隣の中学校の体育館を借りるなどして、各施設での練習と合同練習の場を設けています。
踊る際に特に心がけているのは整列時の美しさです。
その為、隊列は20人一組の小隊に分け、各隊の指揮官を中心に難しいターンの練習をひたすら繰り返すなど、かなりストイックに練習しています。
本番では郡山駅前の大通りと隣接する国道4号を練り歩きながら踊るのですが、100人を超える踊り子がまっすぐ整列し、寸分の狂いもなく踊る様は、鳥肌が立つくらい感動的な光景です。

Q.地域の方々の反応はいかがですか?

集合写真

遠藤課長:私たちの踊りを毎年楽しみにしてくださる方々も多く、沿道では遠くから「来た来た来た」と拍手を送ってくださいます。おかげさまで、太田綜合病院として初めて参加した2015年、翌年の2016年と大賞を受賞する事ができ、今年(2017年)の準大賞と合せ、3年連続で入賞できました。

Q.素晴らしい成績ですね。

遠藤課長:参加したからには入賞を目指す事は目標の一つであり、チームとして一致団結する為には大切な事なのですが、太田綜合病院として2回目(2016年)の参加者を募った時に一度失敗を経験しています。私は前年大賞を受賞した事が嬉しすぎて、何としても二連覇したいという想いと、事務局長としてのプレッシャーに駆られ、”賞を取る事が目標”と参加者募集の際に公言してしまったのです。
すると、二連覇できる水準まで自分ができるか不安だと参加を迷う職員が増え、なかなか人数が集まりませんでした。そこでやっと自分の間違いに気がつき、本来の目的である「みんなで一つの事に向かって楽しく協力し成し遂げよう」と考えを改め、職員に思いを伝え直しました。
そうすると徐々に集まり始め、結果的に無事参加する事ができただけでなく、2連覇(大賞受賞)もする事ができました。

ユニフォームについて

Q.以前はどのようなユニフォームを着用していましたか?

遠藤課長:もともと有志で参加していたので、各個人から集めた参加費の中から揃いのTシャツを
制作し、それを着て参加していました。その後参加人数も増え、病院側の支援として費用を負担し
てくれる事になったので、新しく踊り流し用の衣装を作ろうという事になりました。

Q.ユニフォームの選考はどのような流れで行われましたか?

遠藤課長:ユニフォームネットさんとは、業務用のユニフォームで長年お付き合いがあり、営業担当さんは頻繁に訪問してくれていたので、お祭り用の衣装ができるかどうか相談をさせて頂きました。本番まであまり時間がなかったのですが、法被の色やデザインをギリギリまで検討した結果、紫の法被と黒の半ズボン(半股引)に決まりました。さらにねじり鉢巻きもプラスし、本格的な衣装を揃えた事で、みんなモチベーション高く踊る事ができています。

Q.今後の抱負をお聞かせください。

(左)太田綜合病院 副理事長 太田 善雄 氏
(右)株式会社ユニフォームネット 代表取締役社長 荒川 広志

遠藤課長:まず、今年(2017年)も含め3年間私が事務局を務めさせて頂きましたが、今後を見据えて新しい方に取りまとめ役を行ってもらうなど、継続させる為に強固な組織にしていきたいと考えています。その上で、太田綜合病院の団結力と地域へのつながりを担うイベントとして毎年参加を続けていきたいと思います。

取材にご協力頂き、誠にありがとうございました。

お客様情報

会社名 一般財団法人 太田綜合病院    うねめ踊り流しチーム
所在地 福島県郡山市
設立 発足日 2012年(平成24年)
資本金 -
従業員数 参加人数 2012年:50名 2013年:68名 2014年:122名 2015年:148名 2016年:145名 2017年:132名
事業所 -
事業内容 -
ホームページ https://www.facebook.com/0088ohtahp

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