精密機器の基板を、設計から製造まで一貫して手掛ける株式会社アバールデータ様。日々の業務では、集中力と正確性が求められるため、ユニフォームにも「見た目」だけではない機能性が必要です。
そんな株式会社アバールデータ様が創立65周年をきっかけにユニフォーム刷新を決意。完成後に聞こえてきたのは「大満足」という派手な声ではなく「不満がなくなった」という現場にとってリアルな評価でした。
今回は、管理本部 総務Gの竹内さんに、オリジナルユニフォーム導入の背景と失敗しないポイントを伺いました。
事例概要
きっかけ
従来から使用感や統一感が課題とされていたユニフォームを、65周年を機に刷新。従業員のためのオリジナルユニフォーム製作を決意。
導入サービス
オリジナルユニフォーム
着用人数
エンジニア/営業/製造など 210名
検討から納品まで
1年
なぜユニフォーム刷新が必要だったのか

以前は、既製品のユニフォームを支給していたという株式会社アバールデータ様。しかし長年使い続ける中で様々な課題が積み重なっていました。
―― ユニフォームへの不満は、ずっと現場にありました
竹内さん
以前は、従業員からはユニフォームに対する様々な不満の声が上がっていました。デザインへの不満や伸縮性が足りず動きづらいという現場ならではの課題も。さらに既製品を使用していたため、廃番のたびに別商品へ切り替わり、社内には異なるデザインの制服が混在していました。結果として会社全体の統一感にも課題が生まれました。
―― きっかけは、創立65周年の節目
竹内さん
創立65周年という節目を迎えたことがユニフォーム刷新の大きなきっかけになりました。以前から、デザインの統一感や着心地に対する不満など、様々な課題は認識していましたが、なかなか改善に踏み切れないでいました。
そんな中、65周年という会社にとって大きな節目を迎え、上長とも話し合いを重ねる中で「このタイミングで見直そう」という流れになりました。長年の課題だったユニフォームリニューアルのプロジェクトが本格的にスタートしました。
失敗しないために、最初にやったこと

竹内さんが最初に行ったのは、全社員へのアンケートでした。
現場の課題を明確にした上で、複数社を比較検討しながら進めていきました。
―― 社内アンケートで全社員の不満を抽出
竹内さん
最初に取り組んだのは、上長へのヒアリングと全社員アンケートです。何が課題で、何が求められているのかを明確にしました。
アンケート項目(一部抜粋)
- 希望するカラー
- 必要な機能性
- 旧ユニフォームの満足度
- 安全面で重視したいこと
- 自由記入欄
項目別に細かく設定しアンケートを実施されました。
―― 社内アンケートで 課題・求めているもの が浮き彫りに
竹内さん
課題を抽出することで、オリジナルユニフォームを作成する際の基盤を整えました。
また、本社ではブルゾンのみ着用の社員が多いのですが、製造を担当する厚木工場ではユニフォームを上下着用必須としているので、意見反映はその方々の声を優先的に反映できるよう進めました。
アンケートでは自由な意見を取り入れたかったので、自由記入欄も入れています。正直、想像以上にさまざまな意見が集まり、整理にかなり苦労しました。
竹内さん
上長やチームとも話し合い、既製品で統一する選択肢も検討しました。デザインの自由さや、廃番などがなく、統一感が出せるメリットに魅力を感じて、オリジナル作業服を選択しました。また、要望がある程度固まった状態で相見積もりを4社ほど取りました。その際にユニフォームネットさんにも声をかけました。
ユニフォームネットや他社へ問い合わせする前に、社内アンケートを取られ、上長や従業員が求めているものをしっかりとヒアリングされた竹内さん。アンケート結果の情報の多さに戸惑いながらも、こちらを軸として話を進めていくことで、その後の進行がスムーズになりました。
ユニフォームネットを選んだ理由と決め手

複数社で見積を取る中で、最終的に選ばれたのがユニフォームネットでした。決め手になったのは、価格だけではなく、要望に寄り添った提案力と、担当者の丁寧な対応でした。
―― 親切な対応と、適切な提案がポイント
竹内さん
以前から取引していたメーカーもありますが、ユニフォームネットさんは担当の方がとても親身に対応してくれました。
問い合わせをした企業は4社くらいでした。さまざまな提案を見ていく中で、他社だと当社が希望しているフルオーダーの再現が難しいと言われてしまいました。しかしユニフォームネットさんは要望に沿って提案してくれて、初回の打ち合わせが終わった後、プロジェクトチームで話し合った結果「ユニフォームネットさんしかないよね」という話でまとまりました。
竹内さん
また、納品後の運用面でも営業の皆さんがしっかりされていて、ちょっとした対応も丁寧にしていただいてます。例えば、追加発注やサイズ交換、作業服のほつれなんかも細やかに対応していただけていますので、非常に感謝しています。
リニューアル後に実感「不満が減った」という変化

コミュニケーションをとりながら、効率よく様々な作業をしている株式会社アバールデータの皆さん。
ユニフォーム導入後、社内で最も大きかった変化。それは、「満足度が上がった」よりも「不満がなくなった」ことでした。
―― 社内の「不満が減った」背景とは?


竹内さん
旧ユニフォームの頃は、「ストレッチ性が無い」「ここが引っかかる」「統一感が無い」といった声が、よく上がっていました。毎日着るものだからこそ、小さなストレスが積み重なっていました。だからこそ今回は、従業員の声をきちんと拾うことを優先しました。アンケートを実施することで「何に困っているのか」「どこを改善したいのか」を一つ一つ整理していきました。
その結果、新しいユニフォームは統一感があり、動きやすく、引っかかりにくい。着心地の良さという、当たり前だけど大切なことをしっかりと満たせるものになりました。
竹内さん
見た目もスポーティーになり、社外の方からかっこよくなったねと言っていただけるようになったのが嬉しかったですね。
ユニフォームは、ただ支給するものではなく、働く人が毎日身につける“仕事の道具”です。
だからこそ、何よりも先に、現場の声を聞くことが大切です。
株式会社アバールデータ様の事例は、そのひと手間こそが、導入後の「不満を減らす」という確かな成果につながることを教えてくれました。
オリジナルユニフォームを成功させる鍵は、作ることではなく、作る前にあるのかもしれません。
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会社情報
株式会社アバールデータ
設立 /
1959年8月
従業員 /
210名(2025年3月31日現在)
業種 /
一般通信機器の製造販売
工業用計測器並びに工業用制御装置の製造販売
物理、化学、医学用等の電子装置の製造販売
その他の各種電子応用装置の製造販売
本社・町田事業所:東京都町田市旭町1丁目25番10号
インタビュー対象
竹内 幹人
株式会社アバールデータ 本社・町田事業所 管理本部 総務グループ