インナースペーサーによりフルハーネス対応空調服が快適に

空調服と合わせて使う
「インナースペーサー」とは

炎天下での作業を助けてくれる空調服。夏場の建設現場などでは今や必須アイテムとなりました。空調服はファンによってウェアと体の間に強制的に空気の流れを作り、体温を下げることで冷涼感が得られます。

その空調服の効果を最大限に発揮させるためのアイテムが「インナースペーサー」！
インナースペーサーを空調服の下に着用することで、空気の層を作り空調の流れを確実に確保できます。

今回はそのインナースペーサーについて特集していきます。

高温多湿が特徴の日本の夏には、建設などの作業現場では空調服が今や必要不可欠になってきました。過酷な環境のなかで作業を続けると、作業効率の低下とともに熱中症を引き起こしてしまうリスクが高まります。

空調服はウェアの内部へ風を送ることにより汗を効率的に蒸発させて、体温の上昇を抑えることができるアイテムです。空調服の力を最大限に発揮するためのポイントは「風の流通経路」です！

例えば、フルハーネス装着時や、重いリュックなどを背負う時などは、服が圧迫されてしまい、空気の循環性が低下して、本来の冷涼感が得られなくなってしまいます。

そのようなときの解決策として利用できるものが「インナースペーサー」です。空調服の下に着用することで、体との間にスペースが確保され、通気性が改善して高い冷涼感・快適さを実現できるのです。

2022年1月2日より一定の高さ以上の作業でのフルハーネス着用が義務化されました。労働安全衛生法が改正されたことにより、それまではメジャーだった「胴ベルト型安全帯」の使用が一部不可になり、代わりに新規格に則ったフルハーネス型安全帯の着用が義務づけられます。

そんなフルハーネスですが、空調服の上から着用するとウェアと身体が密着し、空気の通り道がふさがれることで、空調服の効果を十分に発揮できません。

そんなときこそ「インナースペーサー」の出番です！

インナースペーサーを空調服の内側に着用することで、フルハーネスを着用していても衣服内に風が流れるようになります。

素材

メッシュ部分：ポリエステル100%
台座素材：ポリエステル100%
クッション素材：ポリプロピレン100%

スペーサーパッドの特徴

空調服を着用した上から墜落制止用器具（フルハーネス）を装着した場合でも衣服内の涼しさを保ちます。
機能性の違う3つのメッシュ（ハードメッシュ／3Dメッシュ／ダブルラッセル）を効果的に組み合わせることでフルハーネス装着時にも確実に「空気の道」を確保します。

遮熱シェード

チタンコーティングが施された薄いフードで、ヘルメットの下にかぶることで空調服からの送風が頭にまで届きます。遮熱シェードの特徴は以下のとおりです。

ヘルメットの中まで風が通る遮熱シェードを使用。
チタンコーティングの遮熱効果で太陽光を遮断。
空調服の首元から排出される風を効率よくヘルメット内へ導入し頭部を冷却。
高温時の熱中症対策としても期待大。
シェード背面が蛇腹構造でストレスなく頭を動かせる。

従来のハーネス対応型空調服は空調服の中にランヤードを着用するタイプが主流で、ランヤードを外に出す穴が背中側に存在しています。フルハーネスを着用して、ランヤードを服の外側から差し込みハーネスと接続する必要がありました。

このような従来タイプの空調服では、次のようなユーザーの声が聞こえてきます。

「フルハーネスを中に着込む空調服は、一度フルハーネスを取り付けてしまうと容易に着脱することができないので、お昼休みや休憩時などに脱ぐ際には面倒」

「現場でフルハーネスを装着しているかどうかが見えづらく、しっかりフルハーネスを着用しているか安全確認を特に重視するような現場においては不向き」

この課題に対して、アイトス社製の空調服はウェアの上からフルハーネスを着用できる仕様です。着脱が簡単であり、フルハーネスを外したいときにいつでも外すことが可能になりました。

安全点検の際などは一発で確認でき、さらにアイトスのスペーサーパッドを取り付けることにより空気の通り道を作ることで快適に使用いただけます！

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